テキストサイズ

『ま゜』

第6章 ツインベーから??

『ちゅん』という、戦闘機らしくない音をたて、空撃砲が空を走る。

『ぴょろ』という、音をたて、敵が1匹消えた。

『ドオオオオーー』

 今まで避けてきた敵が、急にぶち当たってきた。

 ツインベーは炎に、包まれる。 

(うそっ! 私、死ぬの!?)

“もう死んどるではないか!! だから、ボタンを押すなと言っておるだろうが!”

 戦闘機から放り出され、真っ逆さまに落ちていく水戸さん。

『あ"り"に<な`り*た.い゜(落ちたら、私死ぬのかしら?)』

“これが本編ゲームモードなら、お主はツインベーと共に3回死んでおるだろうの。デモ画面での空撃だったから、1回ですんだんだ”

(失格?)

“クリアには、変わりない。このまま、次のステージに進むがよい”

(その前に、死んでしまう)

“もう死んどるっつぅーの!!”


 やがて、体がフワリと浮いた。

『?』

 なにもつけていない状態で、パラシュートをつけているかのように、ゆらゆらと下降していく。

“さあ、これから地上へと降りていくが、ここで、お主に選択肢をやろう”

(洗濯は得意)

“それじゃない。次に進むゲームを選んでもらう”

(テトリス)

“それは、無い”

 見ると、上空にルーレットが見える。

 スーパーアリオブラザーズ

 ギャラクソアン

 ラリーWXY

 バイオハザードゥ

 スターソルヅァー

 忍者ザザ丸くん

“これから、ルーレットが回るから好きなタイミングで、ストップと言え”

ストーリーメニュー

TOPTOPへ