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たけるくんと一生さん

第3章 お風呂入りましょう

「たけるくん。たけるくん……かわいい」

「っ、やだ……見んな」

どうして、こんなこと?

どうしてこんなに恥ずかしいことをされてるのに、オレは嫌じゃないんだ?
意地悪な顔して楽しそうに、甘い甘い言葉を紡ぐ一生。

「たけるくん。かわいい」

「っ……」

恥ずかしさと気持ちよさと、感情がごちゃまぜのぐちゃぐちゃになって、涙が溢れた。

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