愛し方
第3章 * 教育
そして服を纏(まと)っていない私をゆっくりベッドに倒す
頭からつま先までゆっくりと時間をかけて見下ろす
『早くしてって顔に出てる。笑 でもただ気持ちいいだけじゃつまんないからもうちょっと眺める』
彼はまだ理性を保っているけど私の理性はとっくの前に壊れていた
見られていると意識しただけで愛液が溢れ出る
「もうッ…お願い…」
『そんな風にお願いされたらさすがに止めらんないわ』
彼はいきなり胸の突起に吸い付く
それだけで果てた私
『気持ちよさそう。』
そう呟いたあと 彼はいきなり2本の指を私のナカへ挿れる
「んッ…」
『なんの我慢もしないでいいから。今は俺だけを感じてごらん』
彼の言葉に翻弄される
彼の言う通りにするとどこまでも気持ちよくなれる気がした
それから何度も絶頂を迎え、最後は一緒に果てた
目を覚ますと彼は私の隣でまだ眠っていた
夜は男らしいのに寝顔はこんなに可愛らしい
そんな愛おしい彼の頬を優しく撫でた
『んっ、』
「おはよ」
『おはよ。腰、痛くない?』
「痛い」
『あんなもんで砕けてちゃ俺がたまったもんじゃないからもっと体に教えこまなきゃね。』
「あれ以上なんてあるの?もう私粉々になると思う。笑 」
『あれ以上はまた今度教えてあげるよ。
腰に良いマッサージ知ってるからやってやるよ、昨日頑張ってたから。』
「行為中と後のことは何でも知ってるんですね〜」
『そんな態度取るならやってやんない』
「ごめんなさい、マッサージお願いします。」
彼の教え方は上からで強引だけどすごく愛を感じるもので何にも変えられない幸せな時間だった