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愛し方

第3章 * 教育



いきなり唇と唇が重なって激しいリップ音がリビングで鳴る


「んっ…」


『こういうコト。』


『ほんとはわかってたんじゃないの?』


彼からの雰囲気でなんとなくはわかっていたけど"そう"とも言いたくないから黙って俯く


髪がほんの少し顔にかかるけど彼は慣れた手つきでその髪の毛を耳にかける


どんどん赤面しながら高揚していく私を見据えて彼はニヤッと少し笑った


唇が触れるか触れないかの寸前で顔を止める


『お前から。』


それだけ言い彼は私からキスさせるように誘導する


『お前がしないなら俺もその先はしない』


『駆け引きだかんね。ずっと待ってるようじゃダメ、自分もかけなきゃ。』


彼は冷静にそう語ってみせるけど私はもう快感しか求めてない


『どうすんの』


煽られた結果、私は自分から口づけをした


「今からは…」


『いいよ、次は俺の番』


そう言いながら私の服を1枚1枚丁寧に脱がせる


『先輩とは違うコト俺が教えてあげるね』

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