愛し方
第4章 * ペース
私のカラダは簡単に露になってしまった
『体も嘘ついてない、もうバレバレ。』
彼はそう言いながら下の1番敏感な突起部分を一定のリズムでタッピングし続ける
彼の巧みな言葉と巧妙な手つきで快感の波に呑み込まれそうになる
『手だけでイっとく?』
「やッ…」
『そう。ならおしまい。』
「えッ…?」
『嫌って言うから。』
「違…う…」
『ふーん、嫌じゃないんだ』
「早く…お願い…」
『何?』
「もう…変な感じになっちゃう…から…」
『どうしたいの?』
「ィきた…い。」
『イきたいの?』
「イきたい…です。」
『んじゃあ、イっていいよ。』
少し彼の優しさを感じながら私は最高潮に達した
その後私と彼はお互い尽くしたり一緒に感じ合ったり色々なセッションを交わした
その一夜限りで。
もうそれからバーで偶然会うことも無くなり現実だけど嘘のような不思議な1日だった