結愛ちゃんのエッチな誘惑
第14章 相思相愛
佐々木さんに勉強を教えていたら思ったよりも遅くなってしまった。
暗くなって危ないから佐々木さんを家まで送る事にした。
「貴也、何処かで夕飯食べてかない?」
「あー…ごめん、夕飯用意されてるから」
本当は今日も両親とも仕事で遅い連絡をもらっていて、勇翔も彼女と夕飯食べてくるから今日の夕飯は一人だ。
結愛とは付き合ってないけど、結愛以外の女の子とは一定の距離以上は踏み込まないようにしていた。
佐々木さんが俺に気がある訳ではないと思うけど。
「そっか、残念……ねぇ、いつも一緒にいる幼馴染みちゃんって付き合ってないんだよね?」
「うん」
「じゃあ、私貴也の事狙っちゃおうかなぁ?」
「え?あ…ごめん、付き合ってないけど結愛の事好きだから…」
「あー!冗談だって!ごめんて!」
なんだ、冗談か…
まぁ、冗談で良かった…今日折角結愛が帰り待っててくれようとしてたのに断っちゃって悪い事したな。
遅くなっても待っててもらえば良かったかな。
うーん…
何となくだけど、結愛が積極的に逢いに来てくれてる気はする。
結愛が積極的に俺に逢いに来てくれると思うと嬉しくて、つい手を出しそうになる。
はぁ…どうすれば俺のことだけ好きになってくれるんだろう。