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本気になんかならない

第9章 ハニレ

その俺のいる窓をコツンと誰かが叩いた。
メグがこちらを見あげて笑っていた。

陸上部の集合時間はまだまだだろ?
競技場はすぐそこなんだから。

手に持つ巾着を渡したい様子のメグ

だけど、バスのエンジンがブルンとかかって、俺はそとには出られず。

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