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本気になんかならない

第9章 ハニレ

俺がバスの窓を押しあげると、それを手渡してくる。

「間にあってよかったぁ。これ、初めて作ったの。良かったら、みんなで食べてね」

「え、何?」

「蜂蜜レモン!疲れがとれるよ!じゃ、和波君。応援してるね!」

そう言って、メグはニッコリ笑った。

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