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本気になんかならない

第4章 鍵

その夜に、それぞれの寝室に忍びこむ。
リィとハニィの枕元に。
ふふっ、こいつら朝に驚くかな。

そして、悪ガキ帆澄…。…起きてやがる。

いつまでたっても、あいつの部屋のあかりは消えない。バルコニーから何度も確認した俺はあきらめる。もういい、あいつは朝に渡してやる。

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