好きだって気づいたとき
第3章 中学校生活開始。
「遼太、さっきの2人あそこにいるけど」
「あっ、本当だ。
いい、いい気にするな。ほっとけ」
「・・・うん」
自分でも何かわからないけど、2人が離れたところからこっちをじっと見ていたのは気になった。
話しながら木の上をあっちこっちしていると、知らないうちに2人はいなくなっていた。
「何だったんだろう」
「へっ?何が?」
「別に、何でもない」
何か気にしすぎて、慣れているはずの木の上でつまづいて落ちそうになった。
「わぁっ!!」
「危ないっ!」
遼太ののばした手に掴まれて、思い切り引っ張りあげられた。
そのまま遼太の腕の中におさまっま。
「大丈夫か?」
「ありがとう、助かったよ・・・?」
「お前、アイツらのこと気にしてるんだろ。コンビニの所で何があったのかな?
どうしてここから少し離れた所から自分達を見てるのかなって」
「遼太は何で俺の思ってる事がわかるの?
そうだよ、気になってたよ。
何があったのかな、この後何もおきなきゃいいけどって」
「大丈夫、何もないから。
あっても俺が守るから、お前は安心してればいいんだよ」
「いやっ、俺だってそれなりに自分の身は守れるからいいよ。
てかそろそろ離してくんないかな」
「あっ、ごめんごめん」
掴んでいた俺の腕から手を離し、体を起こした。
「引っ越してからお前達とここで遊んでいたのに落ちそうになるなんて・・・
ブランクかな?」
「ブランクと言うほど日にち経ってないだろ?
アイツらのこと気にしすぎてただけだよ」
「まぁお前がそう言うなら、そういう事にしておくよ」
そういう事にしておくよじゃなくて、そう言う事なんだよ。
「あっ、本当だ。
いい、いい気にするな。ほっとけ」
「・・・うん」
自分でも何かわからないけど、2人が離れたところからこっちをじっと見ていたのは気になった。
話しながら木の上をあっちこっちしていると、知らないうちに2人はいなくなっていた。
「何だったんだろう」
「へっ?何が?」
「別に、何でもない」
何か気にしすぎて、慣れているはずの木の上でつまづいて落ちそうになった。
「わぁっ!!」
「危ないっ!」
遼太ののばした手に掴まれて、思い切り引っ張りあげられた。
そのまま遼太の腕の中におさまっま。
「大丈夫か?」
「ありがとう、助かったよ・・・?」
「お前、アイツらのこと気にしてるんだろ。コンビニの所で何があったのかな?
どうしてここから少し離れた所から自分達を見てるのかなって」
「遼太は何で俺の思ってる事がわかるの?
そうだよ、気になってたよ。
何があったのかな、この後何もおきなきゃいいけどって」
「大丈夫、何もないから。
あっても俺が守るから、お前は安心してればいいんだよ」
「いやっ、俺だってそれなりに自分の身は守れるからいいよ。
てかそろそろ離してくんないかな」
「あっ、ごめんごめん」
掴んでいた俺の腕から手を離し、体を起こした。
「引っ越してからお前達とここで遊んでいたのに落ちそうになるなんて・・・
ブランクかな?」
「ブランクと言うほど日にち経ってないだろ?
アイツらのこと気にしすぎてただけだよ」
「まぁお前がそう言うなら、そういう事にしておくよ」
そういう事にしておくよじゃなくて、そう言う事なんだよ。