テキストサイズ

変態センセイの愛人

第2章 先生




「すみません。勤務中はここから抜け出せないので」

「じゃあ、仕事終わりにお茶でも」

「えっ……」


「これは北大路さんが先生だから誘ってるんじゃなくて、その……知人だから誘ってるの」


ガツガツしすぎたかな……。


何事にもこんなに積極的になったことがないから不安になる。


知人と言ってもどっちにしろ私は客の立場なんだけど。

好意を持ってるのがバレバレだ……。


返事はすぐに返って来なかった。

暫く考える素振りを私に見せてから北大路さんは口を開く。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ