テキストサイズ

変態センセイの愛人

第5章 デート




いずれ既婚なのか独身なのか聞くべきなんだろう……。


知らないまま付き合っていたら結婚から遠ざかる恋愛になってしまう。


「なぁ~」

「ちょっとなによ、あんた……」


あまり可愛いとは思えないデブ猫が私の足にすり寄って来て、足の間を行ったり来たりする。


今日は悪戯された時と同じミニスカートをはいてきた。


素足だと北大路さんが喜ぶと思ってストッキングは履いてこなかったから、肌に猫のふわふわした毛が当たる。


しゃがんでその猫の頭を撫でると嫌がり、どうしてなのか私の股の間に入ってこようとする。


「なんなのよ!このスケベ猫」


「はははっ、その猫に好かれてるんじゃないですか?良かったですね」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ