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変態センセイの愛人

第1章 久しぶりの恋




「再起動?動かないんだからできないじゃないですか」


「強制的にシャットダウンしてみることですよ。電源ボタンを長押しするんです」


言われた通りに電源ボタンを長押しするとやっと画面が黒くなり、再度そこを押すといつものように起動した。

「きゃー!動いた!良かったぁ」


それから北大路さんは何かを開いてパソコンの調子を確認しているようだった。

しかも、私が叩いて壊したキーボードまで直してくれて、壊してしまう前の形に戻っていた。


「ありがとうございます!料金はいくらになりますか?」


「これくらいいいですよ」


「いや、出張費用とか入ってますよね?」

「職場がここの近くですから気にしないでください」


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