
ショート・ショート
第3章 3.溺愛彼氏
「もっと激しく。」
彼女の咥える口にちからがはいる。
「ん。気持ちいい。」
ぴちゃぴちゃ
彼女の口内の熱がアレに熱を帯びさせる。
何かがこみ上げる。
「んっ、やばい、」
「出そう、口からだし、あっ。」
彼女の口の中に白い液体が飛び出した。
口の中から、トローと出しながら
なんとも言えない顔をしてる。
「なんか、苦い。
男の匂いって感じ。」
男の匂い。
なんかむずかゆい。
少しだけ恥ずかさを感じる。
「気持ちよかった?」
俺の顔を覗き込んだ。
これは確信犯だろ。
上目遣いで
なんつーか色っぽい顔で、俺のアレを舐めたあとだし。
