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架空ストーリー

第2章 『Le cantique des cantiques』

「うん、そうだ
音楽でもかけよっか。何がいい?」



誰かが言ってたな…
そう、京都の叔母さんだ

結婚は好きなものが一緒より嫌いなものが一緒のほうがうまくいくって



「…ジャズでもいい?
友達が貸してくれたんだよ。聴けって、もう半分無理やり」



既に立ち上がっていた速水さんに私はテキトーにうなづいた。

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