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架空ストーリー

第4章 『Voix du soir』

ホームに立つと夕焼け空が見えた。


こんな気分な時
みんなはどうやって消化しているのだろう?



いつからかな?
最近は夕焼け空をゆっくり眺めることなんてなかった

子供のころにはよく星を探したりしていたのに


一日の終わりに何かいいことありそうで

それを見つけたくて



ああ
それであのパズルに懐かしさを感じたのかもしれない




「焦らないで」

行き交う人の中でどこからかそんな声が聞こえた。

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