架空ストーリー
第6章 『La Pri』
「わかーったわよっ
うちの父ちゃんがね、昨日の夜、親戚の法事に行ってさ、お弁当を貰って帰ってきたんだよね。それを朝チンしてちょちょいと入れといたのさ。
卵焼きだけ自分で作ってきたよ」
「なーんだ
びっくりした」
「温泉なかったかあ…」
しのちゃんは温泉が大好きだ
「いつもオカズもらってるからね。つまんでつまんで」
「どれどれ」
私はエビをもらった
「味はちゃんとつけてきたよ」
「あ、やっぱおいしいねー」
「よし、私は卵焼きの味を確かめたげる」
「どう?」
「…ふむ
味付けがやや薄味になってる。腕あげたね」
「結局はさ、さっちゃんの手作り料理を味わいたいのかもね」
「あ、CD返しとく」
「うん
ところでさ、誰かジャズ聴いている人っていないもんかね?」
「ジャズ?
うちのクラスに聴いてるこ居るかもだけどまた貸しなんてできないよ。
なんで?」
「ある年上の男性から影響受けてんだよねー?」
「そんなんじゃないよ」
「ああ、あの芸大に行ってるっていう?」
うちの父ちゃんがね、昨日の夜、親戚の法事に行ってさ、お弁当を貰って帰ってきたんだよね。それを朝チンしてちょちょいと入れといたのさ。
卵焼きだけ自分で作ってきたよ」
「なーんだ
びっくりした」
「温泉なかったかあ…」
しのちゃんは温泉が大好きだ
「いつもオカズもらってるからね。つまんでつまんで」
「どれどれ」
私はエビをもらった
「味はちゃんとつけてきたよ」
「あ、やっぱおいしいねー」
「よし、私は卵焼きの味を確かめたげる」
「どう?」
「…ふむ
味付けがやや薄味になってる。腕あげたね」
「結局はさ、さっちゃんの手作り料理を味わいたいのかもね」
「あ、CD返しとく」
「うん
ところでさ、誰かジャズ聴いている人っていないもんかね?」
「ジャズ?
うちのクラスに聴いてるこ居るかもだけどまた貸しなんてできないよ。
なんで?」
「ある年上の男性から影響受けてんだよねー?」
「そんなんじゃないよ」
「ああ、あの芸大に行ってるっていう?」
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