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架空ストーリー

第6章 『La Pri』

なんだか肩身が狭くなる思いがした

何故しのちゃんは大丈夫なんだろ?



「そういうことならさー、ジャズなんて聴くのよしなさいな」


「え、なんでよー?」


「みなちゃんて気がつけばひとつの音楽が頭の中をずっと回り続けるタイプでしょ?」


「うーん、まあ…そうかな
良くないの?」


「どうせ聴くんだったら本当に自分の好きな曲を聴いてたほうがいいよ。そして、大概はその憑いてる人はその曲を嫌うはずだからさ。だいたいがジャズなんてまだ早いよ。もう少し大人になってからでもいいじゃん」


そんなもんなのか
「うん…」



さっちゃんが会話に入る。

「今日は学校終わったらあたしん家に来る予定なんだ」


「あれ?みなちゃん、アルバイトは?」


「今日は7時からだし」


「あ、それなら私も行っていい?2人ともコテ研の課題のほうどうなってる?」


「…菅原道真」

「…空海」



「…紀貫之
みんなバラバラか!」

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