ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~
第3章 ~幼少期から中高生時代〜
「“オレンジジュース” 好きなんだぁ」
帰り支度をしていたら
誰かに突然、声をかけられた。
ふと顔を上げると、
トオルくんが優しい笑みを浮かべて
私の前の座席に座っていた。
一瞬、ドキッとしてしまう。
トオルくんの周りにいたファンの女生徒たちも
いつの間にか去って行き、
教室の中には私とトオルくんの二人きり。
トオルくんは、頬杖をついて
こちらを優しい瞳で見つめていた。
「え…っと うん……」
私は、戸惑いながらもコクっと頷いた。
話しかけられただけなのに、
さっきリョウちゃんが変なことを言うから、
トオルくんのことを意識しちゃったじゃない……
「リョウと仲いいんだね」
すると突然 トオルくんは、
とんでもないことを言い出した…――
「リョウとは、もうHはしたの?」
そう言われて
自分の顔が、かぁ~って熱くなった。
しばし沈黙…――
な、何か言わなきゃ…
え~っと
トオルくんは、何か面白いものでも見つけたみたいに
こっちをじっと眺めている。
そしてようやく口をついて出て来た言葉は…――
「そそそんなこと……あるわけないじゃない。
只の幼馴染みだし……」
もう、動揺が止まらない。
うぅ~ この状況、耐えられない……
リョウちゃん 早く帰って来ないかなぁ~
…って、自分が教室から追い出したことを
いつの間にか、私は忘れていた。
トオルくんは、ニコニコと微笑んで
「そうなんだぁ」
って、小声で言ったかと思うと。
「じゃぁ リョウとは、
”まだ” 何の関係もないんだ」
帰り支度をしていたら
誰かに突然、声をかけられた。
ふと顔を上げると、
トオルくんが優しい笑みを浮かべて
私の前の座席に座っていた。
一瞬、ドキッとしてしまう。
トオルくんの周りにいたファンの女生徒たちも
いつの間にか去って行き、
教室の中には私とトオルくんの二人きり。
トオルくんは、頬杖をついて
こちらを優しい瞳で見つめていた。
「え…っと うん……」
私は、戸惑いながらもコクっと頷いた。
話しかけられただけなのに、
さっきリョウちゃんが変なことを言うから、
トオルくんのことを意識しちゃったじゃない……
「リョウと仲いいんだね」
すると突然 トオルくんは、
とんでもないことを言い出した…――
「リョウとは、もうHはしたの?」
そう言われて
自分の顔が、かぁ~って熱くなった。
しばし沈黙…――
な、何か言わなきゃ…
え~っと
トオルくんは、何か面白いものでも見つけたみたいに
こっちをじっと眺めている。
そしてようやく口をついて出て来た言葉は…――
「そそそんなこと……あるわけないじゃない。
只の幼馴染みだし……」
もう、動揺が止まらない。
うぅ~ この状況、耐えられない……
リョウちゃん 早く帰って来ないかなぁ~
…って、自分が教室から追い出したことを
いつの間にか、私は忘れていた。
トオルくんは、ニコニコと微笑んで
「そうなんだぁ」
って、小声で言ったかと思うと。
「じゃぁ リョウとは、
”まだ” 何の関係もないんだ」