ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~
第3章 ~幼少期から中高生時代〜
今日は、苦手な体育の授業があったんだぁ。
男子生徒は、”バスケットボール”、
女子生徒は、”バレーボール”だったので、
体育館を半分に分けて、それぞれ自由に練習をしていた。
ふと、隣のコートを見ると
男子たちが、勝手に”ミニゲーム”を始めていた。
どうやら、”リョウちゃんチーム”と”トオルくんチーム”に分かれて、対抗試合が始まったらしい。
女子たちは、授業そっちのけで男子たちの方を気にし始めて、ざわざわと騒ぎ出した。
「きゃー トオルく~ん!!」
「かっこいい~~~!!」
トオルくんのファンらしき女子たちは、
しきりに声を張り上げていた。
もうこの場所は、”コンサート会場”みたいな勢いになっている。
クラスの半分近くが
”トオルくんチーム”を応援し始めた。
やっぱり目の前で見ると、あの人気はすごいっ!
「サオリは、どっちの応援…?」
「え… ?」
いつの間に来たのか、
ユウコが側に寄ってきていた。
「どっちって… べ 別にどっちでも……」
一瞬、
リョウちゃんの方を意識してしまったけど。
ユウコは、そっと耳元で”意味ありげ”な言い方をした。
「一部の女子には、リョウくんも結構人気あるみたいよ。
早く告白しないと、誰かに取られちゃうよ」
「な 何言ってんの…?」
一生懸命 表情に出さないようにしてた。
でも、ユウコには一瞬で見抜かれてしまったらしい。
「でも、好きなんでしょ?」
「まっさか~
あんな子供(ガキ) 何とも思ってないもん」
昨日、おソバ屋さんで赤っ恥をかかされたことを思い出して、急にムカムカしてきた。
全っ然 優しくないし~~
人が気にしていることを
ずけずけ言っちゃうし~~
”友達以上”になれるかも~?なんて、
全っ然 思ってないもん。
男子生徒は、”バスケットボール”、
女子生徒は、”バレーボール”だったので、
体育館を半分に分けて、それぞれ自由に練習をしていた。
ふと、隣のコートを見ると
男子たちが、勝手に”ミニゲーム”を始めていた。
どうやら、”リョウちゃんチーム”と”トオルくんチーム”に分かれて、対抗試合が始まったらしい。
女子たちは、授業そっちのけで男子たちの方を気にし始めて、ざわざわと騒ぎ出した。
「きゃー トオルく~ん!!」
「かっこいい~~~!!」
トオルくんのファンらしき女子たちは、
しきりに声を張り上げていた。
もうこの場所は、”コンサート会場”みたいな勢いになっている。
クラスの半分近くが
”トオルくんチーム”を応援し始めた。
やっぱり目の前で見ると、あの人気はすごいっ!
「サオリは、どっちの応援…?」
「え… ?」
いつの間に来たのか、
ユウコが側に寄ってきていた。
「どっちって… べ 別にどっちでも……」
一瞬、
リョウちゃんの方を意識してしまったけど。
ユウコは、そっと耳元で”意味ありげ”な言い方をした。
「一部の女子には、リョウくんも結構人気あるみたいよ。
早く告白しないと、誰かに取られちゃうよ」
「な 何言ってんの…?」
一生懸命 表情に出さないようにしてた。
でも、ユウコには一瞬で見抜かれてしまったらしい。
「でも、好きなんでしょ?」
「まっさか~
あんな子供(ガキ) 何とも思ってないもん」
昨日、おソバ屋さんで赤っ恥をかかされたことを思い出して、急にムカムカしてきた。
全っ然 優しくないし~~
人が気にしていることを
ずけずけ言っちゃうし~~
”友達以上”になれるかも~?なんて、
全っ然 思ってないもん。