ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~
第3章 ~幼少期から中高生時代〜
「オレン家(チ) 来て」
その日の帰り道で、リョウちゃんがいきなり言った。
いつもなら、さっさと自分の家に帰るのに。
リョウちゃんは、
「ちょっと… 話がある」って、
私の腕を摑んで自分の家へと連れてった。
中学のころ以来、リョウちゃんの家に行くのは
ずいぶん久しぶりだった。
久しぶりすぎて、ドキドキしてしまうよぉ~
「これ、読んどいて」
「何…? これ……??」
渡されたのは、リョウちゃんの『日本史』のノート。
要点を細かくチェックして、纏められていた。
へぇ…
意外と、きちんと整理されているんだぁ…―
「多分、ここ 期末で出るから~」
「へ?」
「何、キョトンとした顔してんだ。お前、今日”中間テスト”の成績が良くなくて、落ち込んでたんじゃねぇの?」
そっか。もうすぐ、『期末試験』があるんだっけ。
それにしても、今日 サオリが元気なかったのは、”それ”じゃないんだけどぉ~…―
リョウちゃんは、とんだ勘違いをしていた。
そのことに、少しホッとした自分と「気付けよ~」っていう自分と複雑な気分になっていた。
その日の帰り道で、リョウちゃんがいきなり言った。
いつもなら、さっさと自分の家に帰るのに。
リョウちゃんは、
「ちょっと… 話がある」って、
私の腕を摑んで自分の家へと連れてった。
中学のころ以来、リョウちゃんの家に行くのは
ずいぶん久しぶりだった。
久しぶりすぎて、ドキドキしてしまうよぉ~
「これ、読んどいて」
「何…? これ……??」
渡されたのは、リョウちゃんの『日本史』のノート。
要点を細かくチェックして、纏められていた。
へぇ…
意外と、きちんと整理されているんだぁ…―
「多分、ここ 期末で出るから~」
「へ?」
「何、キョトンとした顔してんだ。お前、今日”中間テスト”の成績が良くなくて、落ち込んでたんじゃねぇの?」
そっか。もうすぐ、『期末試験』があるんだっけ。
それにしても、今日 サオリが元気なかったのは、”それ”じゃないんだけどぉ~…―
リョウちゃんは、とんだ勘違いをしていた。
そのことに、少しホッとした自分と「気付けよ~」っていう自分と複雑な気分になっていた。