ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~
第4章 ~中高生時代から大人時代~
「大丈夫・・・ ほらっ 元気出して! ねっ…」
トオルくんに励まされて 私は、少しだけ・・・元気を取り戻した。
「そうだ。昔のリョウの『写真』とか、持ってる? 何か、思い出すんじゃないかな~?」
あ・・・ そっか。
確か 家に、「アルバム」があったかも・・・?
「ありがとう。トオルくん・・・」
トオルくんにお礼を言って、私は急いで自分の家に向かった。
確か、この辺にあったと思うんだけど・・・・・・
リビングのテレビ台の下を探ってみる。
「あった!」
私は、「アルバム」の中から、リョウちゃんが写っている写真だけ抜き取って、カバンに入れた。
「頑張れ、サオリ!
また、中学生のころから始めればいいでしょっ!」
鏡の中の自分に喝を入れて、制服姿のまま…病院へ向かった。
「すみません… 仲田 亮くんの面会に来たんですけど……」
受付で看護婦さんに伝えると、部屋の番号を教えてくれた。
リョウちゃんは、今日から一般病棟の大部屋へ移されていた。
ドキドキドキドキ……
そのとき 突然、5年ぶりに再会したときの緊張感を思い出す。
あのときは、
サオリのこと覚えていたからまだ良かったんだけど。
今は……?
全く『初対面』と同じなんだよね……
でも、ここまで来たからにはもう、迷っている場合じゃないっ!
ほらっ! 頑張れっ サオリ!!
もう一度、自分に喝を入れると、勢いよくドアを開けた。
トオルくんに励まされて 私は、少しだけ・・・元気を取り戻した。
「そうだ。昔のリョウの『写真』とか、持ってる? 何か、思い出すんじゃないかな~?」
あ・・・ そっか。
確か 家に、「アルバム」があったかも・・・?
「ありがとう。トオルくん・・・」
トオルくんにお礼を言って、私は急いで自分の家に向かった。
確か、この辺にあったと思うんだけど・・・・・・
リビングのテレビ台の下を探ってみる。
「あった!」
私は、「アルバム」の中から、リョウちゃんが写っている写真だけ抜き取って、カバンに入れた。
「頑張れ、サオリ!
また、中学生のころから始めればいいでしょっ!」
鏡の中の自分に喝を入れて、制服姿のまま…病院へ向かった。
「すみません… 仲田 亮くんの面会に来たんですけど……」
受付で看護婦さんに伝えると、部屋の番号を教えてくれた。
リョウちゃんは、今日から一般病棟の大部屋へ移されていた。
ドキドキドキドキ……
そのとき 突然、5年ぶりに再会したときの緊張感を思い出す。
あのときは、
サオリのこと覚えていたからまだ良かったんだけど。
今は……?
全く『初対面』と同じなんだよね……
でも、ここまで来たからにはもう、迷っている場合じゃないっ!
ほらっ! 頑張れっ サオリ!!
もう一度、自分に喝を入れると、勢いよくドアを開けた。