ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~
第4章 ~中高生時代から大人時代~
翌日の放課後・・────
その日の授業が終わると、早速「補習授業」が始まった。
先生方は、忙しい合間を割いて私たちのために、わざわざ時間を作ってくれた。
一日目の授業は1時間ほどで終わり、今はリョウちゃんと二人で自習中。いつもだったら、サオリがリョウちゃんから勉強を教わっているけど、今日はサオリがリョウちゃんに勉強を教えている。
それが何だか嬉しかった。
静まり返った放課後の教室には、部活動をやっている運動部の生徒たちのハツラツとした掛け声が響いていた。
しばらくの間、リョウちゃんはバイトを休むことにしたらしく、帰り道は一緒に帰ることが多くなった。
良く立ち入っているお蕎麦屋さんの前まで来ると、「腹越しらえをしたいから」って、リョウちゃんのマネをして言ったら、「いいよ。ここへ行きたいの?」って、すぐにお店の中へ入って行った。
まぁ、いいか。
ちょうど食べたかったし・・・・・・
後から付いて行って、空いている壁際の席に向かい合って座った。
メニューに見入っていたとき、リョウちゃんはまるで、初めて来たお客さんのように辺りを見回していた。
「ここ 美味しいの?」
「うん すごく美味しいよ!」
私は、注文したお蕎麦をすすり始めた。
リョウちゃんも、自分の麺を食べ始めた。
「うん ホントだ。 美味しいね」
「でしょ? 良く学校帰りにリョウちゃんと一緒に食べに来ていたんだよ~」
ホントに、覚えてないのかな・・・?
リョウちゃんは、黙々と麺をすすって、こっちを見ようともしない。
その日の授業が終わると、早速「補習授業」が始まった。
先生方は、忙しい合間を割いて私たちのために、わざわざ時間を作ってくれた。
一日目の授業は1時間ほどで終わり、今はリョウちゃんと二人で自習中。いつもだったら、サオリがリョウちゃんから勉強を教わっているけど、今日はサオリがリョウちゃんに勉強を教えている。
それが何だか嬉しかった。
静まり返った放課後の教室には、部活動をやっている運動部の生徒たちのハツラツとした掛け声が響いていた。
しばらくの間、リョウちゃんはバイトを休むことにしたらしく、帰り道は一緒に帰ることが多くなった。
良く立ち入っているお蕎麦屋さんの前まで来ると、「腹越しらえをしたいから」って、リョウちゃんのマネをして言ったら、「いいよ。ここへ行きたいの?」って、すぐにお店の中へ入って行った。
まぁ、いいか。
ちょうど食べたかったし・・・・・・
後から付いて行って、空いている壁際の席に向かい合って座った。
メニューに見入っていたとき、リョウちゃんはまるで、初めて来たお客さんのように辺りを見回していた。
「ここ 美味しいの?」
「うん すごく美味しいよ!」
私は、注文したお蕎麦をすすり始めた。
リョウちゃんも、自分の麺を食べ始めた。
「うん ホントだ。 美味しいね」
「でしょ? 良く学校帰りにリョウちゃんと一緒に食べに来ていたんだよ~」
ホントに、覚えてないのかな・・・?
リョウちゃんは、黙々と麺をすすって、こっちを見ようともしない。