ボーイフレンド♡~友情から恋へ発展していく物語~
第4章 ~中高生時代から大人時代~
私たちは、またユウコのお宅へ招待された。
今日は、クリスマスパーティーをやるので、いつも以上にお洒落をして、ちょっと楽しみ~
セレブのパーティーって、どんな感じなんだろう。
大広間へ続く長い通路には、沢山のシェフたちが並び、私たちを出迎えてくれていた。
私たちが、大広間の出入口に差し掛かった時、
「坊ちゃん! ‥あの時は、誠に申し訳ございませんでした。自分の不注意なのに、坊っちゃんがかばってくれたお蔭で、またここに置いてもらえることになりました。この御恩は、一生忘れません」
リョウちゃんに、ミスをしたシェフが駆け寄ってきて、一生懸命に謝罪をしてたけれど。
当の本人は、そのことを一切覚えていない為、何のことか分からず、キョトンとしていた。
後で、コバヤシさんから聞いた話によると、どうやら、首になる寸前でリョウちゃんが上手く(?)ユウコのお母さまを説得したらしく、どういう流れでそうなったのか、実際そのときの状況を見てないので、あまり良く分からない。
私たち三人以外は、リョウちゃんが「記憶喪失」になっていることを知らない。
その為、執事たちは、前回のミスを二度と犯してはならないと、何度も確認作業していた。
それでもコバヤシさんだけは、リョウちゃんの異変に感づいたらしく、「彼方(あちら)の坊ちゃんは、何処かお身体(からだ)の具合でも悪いのかな?」って、私たちに確認してきた。
そのとき、私たち三人は、一斉にリョウちゃんを見て、ギョッとする。
リョウちゃんは、まるで、人が変わったみたいにお行儀良く座っていた。
まず最初に、「し ・・・静かに食べてる」って、口に出したのはトオルくん。
ユウコは、上手い言葉が見つからなかったのか、
「えぇ〜と… そ そうね。ホントにどうしちゃったのかしらね。何か悪いものでも食べちゃったのかしらね~」
って、咄嗟に誤魔化そうとした。
今日は、クリスマスパーティーをやるので、いつも以上にお洒落をして、ちょっと楽しみ~
セレブのパーティーって、どんな感じなんだろう。
大広間へ続く長い通路には、沢山のシェフたちが並び、私たちを出迎えてくれていた。
私たちが、大広間の出入口に差し掛かった時、
「坊ちゃん! ‥あの時は、誠に申し訳ございませんでした。自分の不注意なのに、坊っちゃんがかばってくれたお蔭で、またここに置いてもらえることになりました。この御恩は、一生忘れません」
リョウちゃんに、ミスをしたシェフが駆け寄ってきて、一生懸命に謝罪をしてたけれど。
当の本人は、そのことを一切覚えていない為、何のことか分からず、キョトンとしていた。
後で、コバヤシさんから聞いた話によると、どうやら、首になる寸前でリョウちゃんが上手く(?)ユウコのお母さまを説得したらしく、どういう流れでそうなったのか、実際そのときの状況を見てないので、あまり良く分からない。
私たち三人以外は、リョウちゃんが「記憶喪失」になっていることを知らない。
その為、執事たちは、前回のミスを二度と犯してはならないと、何度も確認作業していた。
それでもコバヤシさんだけは、リョウちゃんの異変に感づいたらしく、「彼方(あちら)の坊ちゃんは、何処かお身体(からだ)の具合でも悪いのかな?」って、私たちに確認してきた。
そのとき、私たち三人は、一斉にリョウちゃんを見て、ギョッとする。
リョウちゃんは、まるで、人が変わったみたいにお行儀良く座っていた。
まず最初に、「し ・・・静かに食べてる」って、口に出したのはトオルくん。
ユウコは、上手い言葉が見つからなかったのか、
「えぇ〜と… そ そうね。ホントにどうしちゃったのかしらね。何か悪いものでも食べちゃったのかしらね~」
って、咄嗟に誤魔化そうとした。