
take a breather
第27章 Turning Up
「まだ寒い?体、少し震えてる」
震えているのは、翔くんに抱きしめられているからだよ…
なんでこんなに緊張するんだろ
きっと、翔くんが想定外のことばかりするからだ
「智さん…」
ほら…耳元でそんな甘い声で呼ばれたら、それだけでドキッとしちゃう…
その先を期待しちゃうよ
「キス、したい…
してもいい?」
今までこんなストレートに聞かれたことない
真面目な翔くんらしくていいんだけど
でも、聞かれて答えるのって恥ずかしいかも…
なんて答えればいいんだろ…
答えられずにいると、翔くんが覗き込むようにしてもう一度聞いて来た
「キス、してもいい?」
「…ん」
小さく頷いた
だって、緊張しすぎて声が出なかったんだもん
「ありがと」
翔くんの右手が僕の左頬に添えられ、翔くんの方を向かされた
ゆっくりと近づいて来た翔くん
目を閉じて待ち構えてると、一瞬唇に翔くんの唇?が触れて離れていった
「…へ?」
今のキス?
一瞬過ぎて翔くんの唇の感触すらわからないんですけど…
翔くんの顔を見ると満足そうに微笑んでいる
翔くんにしてみれば、今したのは十分にキスで、満足なんだ…
高校生…いや、中学生並み?
ん〜…可愛いんだけど
どうしよう…
もっとちゃんとキスしたくなっちゃった
もっとちゃんと翔くんの唇の感触を感じたい…
翔くんの腕の中で体を反転させ、翔くんの顔に近づいていった
「さとしさっ…」
驚いた顔で僕の名前を呼ぶ翔くんの唇を塞ぐ
初めてだな…自分から誰かにキスしにいったの
震えているのは、翔くんに抱きしめられているからだよ…
なんでこんなに緊張するんだろ
きっと、翔くんが想定外のことばかりするからだ
「智さん…」
ほら…耳元でそんな甘い声で呼ばれたら、それだけでドキッとしちゃう…
その先を期待しちゃうよ
「キス、したい…
してもいい?」
今までこんなストレートに聞かれたことない
真面目な翔くんらしくていいんだけど
でも、聞かれて答えるのって恥ずかしいかも…
なんて答えればいいんだろ…
答えられずにいると、翔くんが覗き込むようにしてもう一度聞いて来た
「キス、してもいい?」
「…ん」
小さく頷いた
だって、緊張しすぎて声が出なかったんだもん
「ありがと」
翔くんの右手が僕の左頬に添えられ、翔くんの方を向かされた
ゆっくりと近づいて来た翔くん
目を閉じて待ち構えてると、一瞬唇に翔くんの唇?が触れて離れていった
「…へ?」
今のキス?
一瞬過ぎて翔くんの唇の感触すらわからないんですけど…
翔くんの顔を見ると満足そうに微笑んでいる
翔くんにしてみれば、今したのは十分にキスで、満足なんだ…
高校生…いや、中学生並み?
ん〜…可愛いんだけど
どうしよう…
もっとちゃんとキスしたくなっちゃった
もっとちゃんと翔くんの唇の感触を感じたい…
翔くんの腕の中で体を反転させ、翔くんの顔に近づいていった
「さとしさっ…」
驚いた顔で僕の名前を呼ぶ翔くんの唇を塞ぐ
初めてだな…自分から誰かにキスしにいったの
