
take a breather
第1章 Now or Never
カズくんは自分の席に戻りストンと椅子に座った。
その様子をニコニコと見ている雅紀。
なんだかこの二人の関係も面白いな。
カズくんの方が立場が強いのかと思えば、たった一言でその立場が逆転する。
しかも、雅紀は常にニコニコだし…
でも口にした言葉は『お仕置き』だなんて穏やかじゃない。
「智くん」
「ん?」
「このふたりもね、付き合ってるんだよ?」
「へっ⁉」
だからか…なら全て納得。
男同士の付き合いも当たり前だし、雅紀が言った『カズは幸せなのに』もそうだよな。
仲良しの二人が幸せでいるなら翔くんにも幸せになってもらいたいのは当然。
「このふたりを見てたから、俺も抵抗なく智くんのこと好きな気持ち受け入れられたんだよ。
じゃなきゃ男の人を好きになったなんて認められなかったと思う」
「あ~、だろうね。翔ちゃん常識人だから」
雅紀も納得、といった様子。
「そっか、じゃあふたりには感謝だな」
「だね」
「でさ、もう少し大野さんのこと教えてよ。
翔ちゃんの彼氏さんなら俺たちもお友達になりたいし。
ね?カズ。たまにダブルデートとかすればカズも寂しくないでしょ?」
「うん。これからも翔ちゃんと一緒に遊びたい」
「ありがとうカズ、雅紀」
その様子をニコニコと見ている雅紀。
なんだかこの二人の関係も面白いな。
カズくんの方が立場が強いのかと思えば、たった一言でその立場が逆転する。
しかも、雅紀は常にニコニコだし…
でも口にした言葉は『お仕置き』だなんて穏やかじゃない。
「智くん」
「ん?」
「このふたりもね、付き合ってるんだよ?」
「へっ⁉」
だからか…なら全て納得。
男同士の付き合いも当たり前だし、雅紀が言った『カズは幸せなのに』もそうだよな。
仲良しの二人が幸せでいるなら翔くんにも幸せになってもらいたいのは当然。
「このふたりを見てたから、俺も抵抗なく智くんのこと好きな気持ち受け入れられたんだよ。
じゃなきゃ男の人を好きになったなんて認められなかったと思う」
「あ~、だろうね。翔ちゃん常識人だから」
雅紀も納得、といった様子。
「そっか、じゃあふたりには感謝だな」
「だね」
「でさ、もう少し大野さんのこと教えてよ。
翔ちゃんの彼氏さんなら俺たちもお友達になりたいし。
ね?カズ。たまにダブルデートとかすればカズも寂しくないでしょ?」
「うん。これからも翔ちゃんと一緒に遊びたい」
「ありがとうカズ、雅紀」
