
take a breather
第8章 rolling days
今日は久しぶりに翔さんと一緒の布団に寝た
俺からじゃなく翔さんがそう望んだから…
布団に入り横になろうとすると翔さんに呼び止められた
「智くん…」
「ん?どうかした?」
「あ、のね…今日は一緒に寝てくれない?」
おずおずと言う翔さんが可愛くて
大丈夫か?俺の理性…とも思ったけど
今日は翔さんを落ち込ませちゃったし
お詫びも込めて『いいよ』って答えた
掛け布団を捲ると
恥ずかしそうに俺の隣に入ってくる
俺も横になり布団を掛けると嬉しそうな笑顔でお礼を言われた
「ありがと…」
「どういたしまして」
ニコッと笑うと翔さんもニコッと笑う
「おやすみ、智くん…」
「おやすみ、翔さん」
昔は翔さんを元気付けようと抱きついて寝てたけど
流石にそれはもう出来ないな…
そう思っていたら
翔さんがこちらを向き 俺の肩に頭を預けるようにして目を閉じた
幸せそうな微笑みを浮かべる翔さん
その表情にちょっとドキッとさせられたけど
今の生活を続ける事が翔さんの望み
この幸せな笑顔を維持する為には
今のふたりの関係を壊すわけにいかない
規則正しい寝息が聞こえてくるまでその可愛らしい寝顔を見続けた
そして絶対に伝える事のない言葉を呟いてみる
「翔さん…好きだよ…
だから幸せに…今よりももっと…」
今よりももっとずっと幸せになって…
翔さんの額に自分の額をそっと押し当てた
「ん…」
翔さんが目を閉じたまま少し身じろぎをした
俺の願いは寝ている翔さんに届いたかな。
俺からじゃなく翔さんがそう望んだから…
布団に入り横になろうとすると翔さんに呼び止められた
「智くん…」
「ん?どうかした?」
「あ、のね…今日は一緒に寝てくれない?」
おずおずと言う翔さんが可愛くて
大丈夫か?俺の理性…とも思ったけど
今日は翔さんを落ち込ませちゃったし
お詫びも込めて『いいよ』って答えた
掛け布団を捲ると
恥ずかしそうに俺の隣に入ってくる
俺も横になり布団を掛けると嬉しそうな笑顔でお礼を言われた
「ありがと…」
「どういたしまして」
ニコッと笑うと翔さんもニコッと笑う
「おやすみ、智くん…」
「おやすみ、翔さん」
昔は翔さんを元気付けようと抱きついて寝てたけど
流石にそれはもう出来ないな…
そう思っていたら
翔さんがこちらを向き 俺の肩に頭を預けるようにして目を閉じた
幸せそうな微笑みを浮かべる翔さん
その表情にちょっとドキッとさせられたけど
今の生活を続ける事が翔さんの望み
この幸せな笑顔を維持する為には
今のふたりの関係を壊すわけにいかない
規則正しい寝息が聞こえてくるまでその可愛らしい寝顔を見続けた
そして絶対に伝える事のない言葉を呟いてみる
「翔さん…好きだよ…
だから幸せに…今よりももっと…」
今よりももっとずっと幸せになって…
翔さんの額に自分の額をそっと押し当てた
「ん…」
翔さんが目を閉じたまま少し身じろぎをした
俺の願いは寝ている翔さんに届いたかな。
