
take a breather
第9章 Calling
ミルクを飲み終えても大人しく俺の手の中にいるブルー
その頭から体に掛けてゆっくりと優しく翔が指先で撫でる
「気持ち良さそう…」
翔が微笑みながら呟いた
「もう寝そうだな」
「ふふっ…おやすみブルー」
暫くブルーを撫で続け
完全に眠ったところで布団に寝かせた
「ここ、片付けるか」
「はい」
翔とふたりでテーブルの上を片付け
ふたり並んでシンクに立つ
俺が洗った食器を翔が拭き上げる
いつもだったらなんの面白味もない作業が
ふたりだとそれだけで楽しい
「さて、片付けも終わったし
ブルーが起きる前に風呂入いらないと」
「さっき入りそびれちゃいましたからね」
「だってお前、ブルーから離れないんだもん」
「歩いてるブルー見てたらつい…
あんなに弱ってたのに歩ける様になったのが嬉しくて」
「まぁ実際ホッとするよな…
拾った時はどうなることかと思ったけど
相葉のお陰で助かったよ」
「ほんとそうですね
でも雅紀が動物に詳しいなんて知らなかったから
それを知ってた二宮さんにも感謝ですよね」
「かなり雑な扱い受けてたけどな」
「それでもいいんじゃないですか
雅紀、幸せそうでしたよ?」
「やっぱそう見えた?」
「はいっ」
ニコッと笑う翔…
ニノがぞんざいに扱っていても
相葉が幸せそうなのは見ていてわかる
ニノが相葉を名前で呼んでるってことは
あのふたりには何かしらの進展があったってことだろう
ニノは簡単に白状しそうにないから
今度相葉に聞いてみよ
その頭から体に掛けてゆっくりと優しく翔が指先で撫でる
「気持ち良さそう…」
翔が微笑みながら呟いた
「もう寝そうだな」
「ふふっ…おやすみブルー」
暫くブルーを撫で続け
完全に眠ったところで布団に寝かせた
「ここ、片付けるか」
「はい」
翔とふたりでテーブルの上を片付け
ふたり並んでシンクに立つ
俺が洗った食器を翔が拭き上げる
いつもだったらなんの面白味もない作業が
ふたりだとそれだけで楽しい
「さて、片付けも終わったし
ブルーが起きる前に風呂入いらないと」
「さっき入りそびれちゃいましたからね」
「だってお前、ブルーから離れないんだもん」
「歩いてるブルー見てたらつい…
あんなに弱ってたのに歩ける様になったのが嬉しくて」
「まぁ実際ホッとするよな…
拾った時はどうなることかと思ったけど
相葉のお陰で助かったよ」
「ほんとそうですね
でも雅紀が動物に詳しいなんて知らなかったから
それを知ってた二宮さんにも感謝ですよね」
「かなり雑な扱い受けてたけどな」
「それでもいいんじゃないですか
雅紀、幸せそうでしたよ?」
「やっぱそう見えた?」
「はいっ」
ニコッと笑う翔…
ニノがぞんざいに扱っていても
相葉が幸せそうなのは見ていてわかる
ニノが相葉を名前で呼んでるってことは
あのふたりには何かしらの進展があったってことだろう
ニノは簡単に白状しそうにないから
今度相葉に聞いてみよ
