CAさんの秘密のお仕事
第10章 元カレの暴走
達也「お引き取りって、俺は客だぞ!?
お客に対して」
小百合「お引き取りになれないようでし
たら警備員を呼びますけど」
奈穂「…」
達也「…ちっ、わかったよ…」
小百合「あちらに新しいお席をご用意し
てありますので」
奈穂「…」
これ以上、続けても無駄だと思ったのか
達也は奈穂の前から去っていった
間一髪、助かった奈穂
安心したのか…
奈穂「…あ、あれっ…」
小百合「大丈夫、大丈夫だから…」
奈穂「小百合さん…っうう…あああぅ…
わああぁ…」
小百合「大丈夫よ…」
奈穂「うぅ…」
涙が一筋流れ、それからも止まる事なく
小百合の腕の中でしばらく
泣き続けてしまった
奈穂「うぅぅ、っう…」
小百合「…」