ＣＡさんの秘密のお仕事
第5章 始まり
奈穂「…」
宏樹「僕はそうは思わないよ」
奈穂「どうして…」
宏樹「そう思いたいだけかもしれないけ
ど、でもあの時の奈穂さんは演技じゃな
く素の姿だって思うから…」
奈穂「宏樹さん…」
宏樹「もし演技でもそれはお客さんの為
お客さんを喜ばせる為の演技なら悪い事
じゃないと思うよ、僕は」
奈穂「…」
宏樹「ん？」
奈穂「ありがとう…」
宏樹「…」
期待の意味を込め宏樹に抱きついた奈穂
触れて欲しくて、して欲しくて
だけど宏樹は…
宏樹「…」
奈穂「どうして…」
宏樹「えっ」
奈穂「どうして、何もしてくれないんで
すか…」
宏樹「…」
宏樹はされるがまま
奈穂に触れようとはしなかった
宏樹「…」
奈穂「私、宏樹さんになら何されていい
ですよ」
宏樹「…奈穂さん…」
奈穂「…」
作品トップ
目次
作者トップ
レビューを見る
ファンになる
本棚へ入れる
拍手する
友達に教える