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どすけべカメラマンに犯されています!

第6章 愛しい恋人だと思い込め。

昨日と今日で、わかったことがある。

余裕そうに迫るだけ迫ってきて好き勝手犯しまくるくせに、こちらが応えると一気に崩れる。

専門学生時代の僕には知り得なかった一面。

「っぁ、ん……!」

する、と指先がスカートの下に入り込んでくる。
人のことを言えないくらいに上気している身体には、それだけでぞわぞわ興奮が駆け巡った。

「心配しなくて良い。ちゃんと優しくする……多分」

「た、ぶん……って、」

「悪いが保証はできそうもない」

何で同性相手にここまで興奮してしまうのか、勃ってしまうのか。

昨日も同じようなことをぐるぐる考えていたけれど、結局答えは出なかった。

由奈が相手なら……そう思ってしまう自分自身にも困惑する。

けれど、それもだんだんどうでもよくなってきた。

よくなってしまうのだ。

その、変なスイッチが入ると。

それすらも……困惑、背徳感、全てが、興奮材料になってしまう。

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