
どすけべカメラマンに犯されています!
第8章 この世は不平等で満ちているのよ。
ひたすらに装飾品を製作すること……
八時間。
この手の作業は慣れているとはいえ、さすがに疲れてしまったようで。
針とリボンを持つ指先が細かく震える。
……少し、休憩したほうがよさそうですわ。
「今日はこのくらいにしておきましょ。見た感じ、このペースでいけば間に合うんじゃないかしら」
追い込みをよくしている姉様でさえも、表情に疲れが見える。
「本当にありがとうございます。お疲れでしょうし、後は明日に。……よろしければ食事を振舞わせてください」
いつの間にやらポニーテールにしていたヒカリ様が、ふんわり微笑む。
その微笑みだけで疲れがぶっ飛んでいってしまった。
はぁ……ポニーテールも素敵ですわ……。
どうしてこんなにも美しいのかしら。
この世の奇跡としか言いようのない美貌には何度でも圧倒されてしまう。
「あら、西園寺さんの手料理が食べられるなんて。楽しみね」
食というものに貪欲な姉様は、片付けつつも目をキラキラさせていた。
八時間。
この手の作業は慣れているとはいえ、さすがに疲れてしまったようで。
針とリボンを持つ指先が細かく震える。
……少し、休憩したほうがよさそうですわ。
「今日はこのくらいにしておきましょ。見た感じ、このペースでいけば間に合うんじゃないかしら」
追い込みをよくしている姉様でさえも、表情に疲れが見える。
「本当にありがとうございます。お疲れでしょうし、後は明日に。……よろしければ食事を振舞わせてください」
いつの間にやらポニーテールにしていたヒカリ様が、ふんわり微笑む。
その微笑みだけで疲れがぶっ飛んでいってしまった。
はぁ……ポニーテールも素敵ですわ……。
どうしてこんなにも美しいのかしら。
この世の奇跡としか言いようのない美貌には何度でも圧倒されてしまう。
「あら、西園寺さんの手料理が食べられるなんて。楽しみね」
食というものに貪欲な姉様は、片付けつつも目をキラキラさせていた。
