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どすけべカメラマンに犯されています!

第10章 こんなんじゃ足りないよな。

「っひぅ……、」

由奈を受け入れた僕は、喜びと快楽が身体を巡る。

嬉しい、気持ちい、幸せ、もっと、もっとこの人が欲しい。

僕には勿体無いけれど、欲しくてたまらない。

理性ではなく本能の部分がそう訴えてくる。

本当の意味で、全てを貰えたわけではない。

その苦い部分を必死に見ないフリをして、由奈にしがみ付いた。

そんな事はわかってる。

でも、今だけは夢を見たかった。

一番気持ちいい部分を突かれて攻められて、ぎゅうぎゅうと締め付ける。

「っ、んぅ、ダメで」

「もっと、の間違いだろ?」

「うぁ、ぁっ……ぁ、」

もう、声も枯れてしまった。

容赦なくいじめ抜かれ、それでも足りなくて、求めて求めて、ダメという言葉の裏側にもっと、もっと貴方が欲しいと貪欲な感情をのぞかせてしまう。

全然隠せていないけれど、そんなものはもうどうでも良かった。

「ゃ、も、もぉ……ぁあっ……!」

由奈とのセックスが好きなのか、由奈が好きなのか、わからなかった。

快楽が身体を満たすのが嬉しいだけなんだろうと、思っていた。
何て淫乱なんだろうと、自分が嫌になったけれど、むしろその方が良かったのかもしれない。

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