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どすけべカメラマンに犯されています!

第12章 きもちいこと、したいです。

「おいおいそんな顔すんなよ、誘ってんのか」

「さっ……、っ、ど、どうして由奈先生はそんなっ……、もう……!」

真っ赤になりながら、ぷぅと膨れる。

本当にいちいち可愛いやつだな。

「まぁ、ヒカリのことは諦めてくれ」

こちらもびっくりした表情をしているナンパ野郎に、名刺を渡した。

「どこのどいつだか知らんが、まともに仕事をしたくなった時、オレの手が借りたくなったら連絡してくれ。期待以上のものを提供してやる」

オレの名前と仕事用の連絡先のみが書かれた、シンプルな名刺。

「っ……?!ぉ、おい、これ、あんたの名前……だよな?」

「当たり前だ。人様の名刺渡してどうする」

良かった、ちゃんと知っていたらしい。
ということは、日々ある程度の情報はキャッチしているということ。
まだ救いようがありそうだ。

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