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どすけべカメラマンに犯されています!

第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。

……悪魔のような人だ。

一方的にその……お、ぉ、犯されるこちらの立場にもなって欲しい。

「…………ぉ、ぼえてません……」

「はは、何言ってやがる」

いろいろ恐ろしい程に快楽の海の底に突き落とされたのは理解している、が。

詳細はあまり覚えていない。

正直、所々の意識が飛び飛びで……。

ばちっとあった視線をふいっと晒す。

「まじか……?……いい、いい。何度でも同じことして思い出させてやるから」

「………………」

「おいおいそんなげっそりすんなよ」

もうあんな風にしないと一分前に言いながら、全く真逆なことを。
どうしてこの人はこんなにもめちゃくちゃなんだろう。理解に苦しむ……。凄い人、面倒見の良い人という専門学生時代の印象がどんどん薄れていく。

「すげぇ失礼なこと考えてるだろ?ったく、まぁいい。焼うどんうめぇから許してやるよ」

「手抜き朝食になってしまって申し訳ありません」

「十分だ。あんなふざけた冷蔵庫の中身からよくこれだけうまいもん作ってくれたな」

否定はしない。酷い冷蔵庫だった。

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