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どすけべカメラマンに犯されています!

第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。

「おっ、いい顔。照れちゃって……可愛いじゃねぇか」

「それはあなたが……!」

「心配しなくても、これは世に出さねぇよ。オレ用だからな」

僕が怒ったり、照れたり、嫌がったりするのを見るのが好きなんだ。
しまいには鼻歌まで歌いだす始末。
撮った写真達をにやにや眺める様子は何とも楽しそうで……。救いようがない。

「ふふん、いい写真ばっかだ。怒ってないで見てみろって」

「怒ってません、呆れてるんです。由奈の写真が素晴らしいことは知っています」

「知ってるなら尚更だぞ?モデルがいいんだから当然だけどな」

むくれていると、由奈がこちらまで来て僕をずるずる引っ張っていく。
腕前が確かなのは分かっているけれど、自分の写真を見るというのはどうなのか。
あまり乗り気ではないながらもちらりと見る。

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