
どすけべカメラマンに犯されています!
第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。
ショックが大きい。
大き過ぎる。
「これ被れ」
放心していると髪をネットでまとめ、ミルクティーカラーのウィッグを被らされた。
「……僕は男です……」
困り果てて、英語の例文みたいな事しか言えない。
我ながら酷い。
僕は男ですって。
「心配しなくても女性にしか見えない。……うーん、でも何か違うんだよなぁ」
「何もかも全て違います……」
うーんうーんと悩んでいた由奈はやたらと広い衣装室に消えて、黒髪ロングのウィッグを持って出てきた。
本当は、何でメイクが出来るんですかとか、この大量のウィッグとコスメは何ですかとか聞きたいことは山程あるけれど。
今の自分の状態があまりに酷すぎてそれ所ではない。
「おお、これだ……!」
人間は想定外を優に超えた事が起きると放心して何も出来なくなるように出来ているらしい。
由奈にされるがまま状態の僕は、いつの間にやら黒髪ウィッグを被らされていた。
大き過ぎる。
「これ被れ」
放心していると髪をネットでまとめ、ミルクティーカラーのウィッグを被らされた。
「……僕は男です……」
困り果てて、英語の例文みたいな事しか言えない。
我ながら酷い。
僕は男ですって。
「心配しなくても女性にしか見えない。……うーん、でも何か違うんだよなぁ」
「何もかも全て違います……」
うーんうーんと悩んでいた由奈はやたらと広い衣装室に消えて、黒髪ロングのウィッグを持って出てきた。
本当は、何でメイクが出来るんですかとか、この大量のウィッグとコスメは何ですかとか聞きたいことは山程あるけれど。
今の自分の状態があまりに酷すぎてそれ所ではない。
「おお、これだ……!」
人間は想定外を優に超えた事が起きると放心して何も出来なくなるように出来ているらしい。
由奈にされるがまま状態の僕は、いつの間にやら黒髪ウィッグを被らされていた。
