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どすけべカメラマンに犯されています!

第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。

「……オレ天才だわ」

「……もうどうにでもしてください」

「やべぇなこれは。今まで綺麗な人は沢山見てきたけど……ヒカリが一番だ」

口説き文句のような事を言い出したけど知らない。僕は男だ。誰がなんと言おうと男だ。

「よし、撮るぞ」

「え」

「え、じゃねぇ。撮るぞ。プロデューサーはオレだし、どうにでもしてって言ったのはヒカリだ」

とんでもプロデューサーだ。
パワハラセクハラ何でもあり、問答無用で言う事を聞けと言う。

ここまで突き抜けてるといっそ清々しい。

「はい、そこ立って。裾ぴらーんって持って」

ぐぅぅ、絶対にそのうち仕返ししてやる。
胸に思いを秘めながらも、言われた通りにぴらーんと持つ。

カシャ、カシャ、カシャ

先ほどまであれだけふざけ倒していたくせに、とたんに仕事モード。
悔しいけれど、このギャップにはきゅんとして……いやいや僕は何を考えてるんだ?

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