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どすけべカメラマンに犯されています!

第2章 オレが信じてやるから、実質無敵だ。

後ろは窓。右は撮影用のベット、左は壁。
逃げ場はない。

「っ……」

ぎゅうと目をつぶってびくびくしていると。

ふわんと柔らかな石鹸の香りに包まれ、おでこにキスを落とされる。

「ばーか。ヒカリが本気で嫌がることはしねぇよ。……でも煽るのはマジでやめてくれ。押し倒すことになる」

優しく抱きしめられる腕の中で、小さく頷く。

また虐め抜かれるのかと思ったら、急に優しくなって。
調子が狂いそうだ。

不思議でならない。
どうしてこんなに僕に執着するのか。
何度も何度も疑問に思ってしまう。

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