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どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

一通り話し終えて、オーダーを聞いた花宮さんがごゆっくり、と席を離れる。

「いいんだよ。今日はそういう日だ。オレのことは気にするな、自分の事だけ考えてろ」

「……由奈が、そう言うなら」

「それにオレだって、お前みたいな綺麗な人を恋人だって言えるのは嬉しいしな」

それは、今は僕が女性としてここに居るから。
あくまで女性である僕に対しての言葉。

僕の、容姿に対する言葉。

なんでかな、つきん、と心臓が痛かった。


……うん?
僕は何を考えてるんだろう?
今、なんて思った……?

「あー……違うな。ヒカリを恋人として紹介出来るのが嬉しい、の間違いだな。お前が綺麗だからじゃない。綺麗だったら誰でもいいって訳じゃないからな」

そして、僕の心を読んだような由奈の言葉。
一瞬ぽかんとしてしまう。

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