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どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

ゆっくり、ゆっくり、言葉が浸透していく。
一つずつ理解をして……

戸惑いが生まれた。

僕が何を思ったか。
何を言われたか。

そしてこの気持ちは……この、じんわり温かくなる感覚は……。

言葉の意味は理解出来ても、内容が全く入ってこなかった。

確かに僕は、由奈のことを尊敬している。

だから好いてもらえたり、良くしてもらえると嬉しい。

でも、何だかこの感情はおかしいような気がする。

「ん、と、あの」

「失礼致します、先に白ワインです」

絶妙のタイミングで運ばれてくる。
それにどこかホッとしている自分がいた。

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