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どすけべカメラマンに犯されています!

第3章 ヒカリはオレにどうして欲しい?

乾杯をして、自分の気持ちを誤魔化すようにワインに口を付ける。

「っわ……美味しい」

「夜バーをやってるだけあって、お酒もかなり力入ってるからな」

フルーティーで華やかな味わい。それでいて、心地よい苦味。

「クリームソース系に合いそうですね。……ふぅ。美味しいものを食べると幸せな気持ちになります」

「あぁ、本当にな。でもオレはお前の嬉しそうな顔見てるのが一番幸せだけどな」

「っ……恥ずかしげもなくそういう事を……。昨日はあんなに意地悪ばかりだったのに」

昨日と今日の態度が違すぎる。

あんな事をして。
あんな風に、犯して……。
僕をめちゃくちゃにして、追い詰めておいて。今日は、恥ずかしいくらいの優しさと言葉をくれる。

「ふん、言っただろ?今日はデートだって。それとも何か?ヒカリはオレにいじめられるのが好き?」

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