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どすけべカメラマンに犯されています!

第4章 先生は、僕の特別です(短編)

そうは思いつつも、これはラッキーすけべって事にしておこうとヒカリの腰に腕を回す。

「不安定だったら掴まれよ」

「じゃあ……」

遠慮がちに、それでもしっかりとオレの肩に掴まる。

今までここまでお顔を拝んだことがないから、改めて驚愕した。

この世のものとは思えない、華やかで整っていて、上品な顔立ち。

六つも年下の子供相手に緊張する事になるとはな……。

いや、もう二十歳だから子供ではないか。
ギリ合法の年齢だもんな。

「ヒカリの事を教えて?」

「僕の事……ですか?……デザインはもちろんですけど、料理も好きです」

「頻繁にするのか?」

「はい。お手伝いさんがいますけど、小さい頃からのルーティーンなので……やめるのも嫌なんです」

それは是非振舞ってもらいたいものだ。

この、しなやかで長くて白い手で、どんなものを作るのか見てみたいと思った。
興味しかない。
でもさすがにそこまで踏み込むのはもう少し先にしよう。

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