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どすけべカメラマンに犯されています!

第4章 先生は、僕の特別です(短編)

少しずれてしまったので、ぐいっと抱き寄せ直す。
と、ヒカリが自分でちょこんと座り直してくれた。

「重たくないんですか?」

「全く。お前全然照れないのな」

「照れくさいですよ。でも負けるのは嫌で」

どうだか。
こちとら今すぐにでも視線を逸らしたくて仕方ない。
恐ろしく整った顔面への免疫なんて無いんだから。

「ふぅん」

もしかしたら、負けず嫌いな一面もあるのかもしれない。

こうなったらルールの追加をするしかない。


……いや本当にな?したくなかったよ?
止むを得ずだ、止むを得ず。

する、と陶器のようにきめの細かい肌の頬に触れる。
触り心地が良くてクセになりそうだ。

「愛してるゲームって知ってるか?」

勝ち負けはあまり重視していなくて、仲良くなる為の手段としてよく使われる。

今回は重視してるけどな。

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