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どすけべカメラマンに犯されています!

第4章 先生は、僕の特別です(短編)

「ヒカリがびっくりしてるだろ。頼むから驚かさないでやってくれるか」

「驚いてるのはこっちよ!隣の部屋で作業してたら声が聞こえるから何かと思ったら……」

ため息をついて頭を抱える紫乃。

まぁ確かにこれは学校でやる事じゃないよな。

「セックスなら家でやんなさいよ」

「せっ……!!」

「あら西園寺さん、自覚なかったの?あなた、随分気持ち良さそうな色っぽい声出してたけど」

にたぁっとねっとりした笑い方をするこの人は、確実にオレ側の人間だ。

同じ部類の人間には、ヒカリの可愛い声を特に聞かせたくない。

「勝手に聞くな。減るだろ」

「こんな所でいかがわしい事するあなたがいけないんじゃない!」

ぎゃんぎゃん口うるさいけど、悪いやつではない。
にしてもこれはどう考えてもタイミングが悪い。

……でも。

「まぁ、お前が来なかったら止められなかったから感謝してやるよ。そら出てった出てった」

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