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どすけべカメラマンに犯されています!

第4章 先生は、僕の特別です(短編)

恥ずかしさからか、オレにぎゅーっと抱きついて顔を隠しているヒカリが可愛すぎて、紫乃がいる事を全く気にせず抱きしめ返す。

「はぁ……まぁいいわ。あなたが西園寺さんを犯してたのは内緒にしてあげるわ。せめて静かにヤってちょうだいね」

「っ……や、や、……!」

「はいはいありがとう。ヤんねぇから安心して作業しろ」

しっしの手をすると、盛大に舌打ちをして準備室を出て行った。

にしても面倒くさい奴に見られちまった。

紫乃は確かに有能なデザイナーだ。
性格もサバサバしていて付き合いやすい。
でも……最大の難点は。

恐ろしいほどの腐女子だという事だ。

まるで呆れているかのような態度、そして最後のでっかい舌打ち。

あれは嘘だ。大嘘だ。演技だ。

きっとこの扉の向こうでは悶絶してしゃがみこんでいるに違いない。

入ってきたのだって直に見たかったからだろ?
我慢できなくなっちまったんだろ?

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