テキストサイズ

どすけべカメラマンに犯されています!

第4章 先生は、僕の特別です(短編)

でも見られちまったもんは仕方ない。

今後は気をつけよう……。

「……ぁ、あの、先生……ごめんなさい」

「ん?何でヒカリが謝るんだ?ごめんなさいはオレだろ」

まぁ反省してないし後悔もしてないから、ごめんなさいなんて言わないけど。

「だって、僕が騒いだからですよね……」

「騒いでねぇよ、あいつの耳が良すぎる。それに、可愛い喘ぎ声が聞けて万々歳だ」

何も悪くないのにごめんなさいと言ういじらしさに、きゅんとして頭を撫でる。

「……!すぐ、そういうことを……」

ぷっと膨れる頬も愛らしくて、ときめきをどんどん増幅させる。

どうしてこうも人を煽るのが上手いのか。

これ以上は手を出さないって決めたのに、揺らぎそうになる。

起き上がって壁に寄りかかりもう一度抱きしめると、ヒカリが小さな声でぽつりぽつりと語り出した。

「……僕は、先生を本当に尊敬しています」

「うん」

「だから……先生が困るような事になったら嫌なんです……。こんな事しているって知られたら、どう思われるか……心配で」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ