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嵐しょーせつ。Part4

第4章 ニコイチ


翔の準備が終わるまで、雅紀の胸に背中を合わせ、、後ろから抱きしめられている状態で、、

雅「ねぇ、覚えてる?小さい時さ、和が、、」

和「わぁ!言わないで!!」

時はすでに遅し。

雅「かくれんぼのときに1人で森の中に入って、出口がわからなくなって迷子になったの。」

潤「ハハっ笑笑覚えてる!なかなか見つからなかったんだよね^_^」

智「うん、なんであの時1人で入ったの?」

和「え、だって、、」

森の中に隠れれば、見つからないと思ったから。
でも、、隠れる場所を探していたら、、道がわかんなくなっちゃって、、そのままその場で泣いていた。

和「、、かくれんぼ、負けたくなかったんだもん、、」

智「ほんと、負けず嫌いだよな^_^」

負けず嫌いだけど、、
あの時も俺のこと1番に見つけてくれたの、、

和「、、雅紀が1番に俺を見つけてくれたんだよね。」

雅「ふふ^_^そうそう。和の“助けて!”って聞こえたんだもん。」

その時、まだ5歳ぐらいだったのにその時から俺のことになると必死になって、守ってくれたんだよね。

雅「だから、俺が一番に見つけてやる!って思って探しまくったんだよ。そしたら、泣いてる和を見つけて、、もうあの時、俺まで泣きそうになったよ笑笑」

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