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友達のままがいい

第4章 (過去)高校生

部屋に入ると後ろからそっと抱きしめられ、私もその腕をつかんで同じ気持ちだと伝えたくて軽く頷いた。
慶介は私を自分の方に振り向かせ、いつものように唇を重ね合わせ舌を絡ませ甘い時間に浸る。
何度も何度も角度を変え、そのままキスをしながらベッドに横たわった。
慶介の唇は首筋を這って鎖骨に這う。
片手が私のブラウスのボタンをはずし直接触って乳首を優しく撫でると程よい気持ち良さが身体をかけめぐった。

「…んっ…」

初めての快楽に自然と矯声がこぼれる。
その声を聞くと慶介の手がスカートの中に入ってきて、いきなり下着の中に手を入れ花芽を触る。

「!!」

急な出来事にびっくりした私は慶介の腕をつかみ止めた。

「手をどけて」

もう片方の手で私の手をはずそうとする慶介に否定の言葉を口にした。

「…やっ…」

「ふ~ん…嫌…なんだ…」

私の気持ちが分かってくれたのか、スカートから手を出してくれた。
だけどそうじゃなかった…

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