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とにかく書いてみようじゃないか

第2章 すでに書いたけど、2月も書こうじゃないか

【推敲】

 書いた文章を見直して、練り直したり、間違いがあれば手直ししたり……まあ、そういうことしますよね。

 僕は1ページごとに、一応読み直してみるんですがね……それでも、気付かない時あるんだなぁ。

 よくあるのは、「そこに、あったをです」て、いう風に、「ん」を出すつもりが「を」で止めてるパターンの誤字。

「びつくりした」とか「しようがない」と、「っ」「ょ」と小文字変換されてないとか。

 たまにあるのが、「俺じゃねえよ、と言った。」

 」の位置を間違えてるとかね。

 まあ、推敲すれば見付かるんだけど、ここの台詞、これでいいんだろうか……て、読み直して考えることが多い。

 で、違う表現に変えたら前後の文章に歪みがでて、そこも変える。辻褄があうように、またなにか文章足したり変えたり減らしたりの無限訂正に迷いこむ。


 とある作家さんが言ってたけど、推敲は言い回しを変えたり誤字脱字を訂正するくらいにおさめないと、何度読み直しても気になるところは無限に出るという。

 そうだよね。完璧な完成形って、これでいいと区切りをつけて止めたところが、自分が出した、これでいいという判断なんだから。

 で、出版された自分の本は読まないんだって。気になるところが出て、「こうしたらよかった……」て、必ず出て後悔するからだそうです。

 満足がいくものを書いたとしても、時間がたてば、「ん……ちょっとなぁ……」てなるんでしょうな。

 僕もこの前、フィアードの「小屋」を読み直しまして、こなエピソードを足してもよかったな……とか、ここはもっとオーバーにすれば……とか思いました。

 でも、もう書き直せないんだなぁ。

 推敲……どうお考えになりますか? 

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